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​歩きかたノウハウ!

​ 豊かになる歩きかたのヒント

​01. 肩の力をぬいてリラックスして歩こう

​ 毎日の生活で簡単に実践できる歩きかたのヒントをご紹介します。

 「歩く」行為は毎日行う運動です。

 どんなに歩かない人でも、買い物に行く時、自動車に乗るまで、トイレに行く時に必ず歩きます。

毎日の歩きを有効活用していますか?

 普段の歩きを工夫をしてみると、身体に負担が軽減し、運動量があがる歩きが継続できるようになります。毎日の歩きが、ストレッチやワークアウトになるのです。

 けっして頑張る必要はありません。早歩きをしたり、大股であるいたり、たくさん歩く必要もありません。

 頑張って歩くと、知らず知らずに身体に負荷がかかる歩きになってしまいます。健康にすぐに支障はでませんが、長い年月をかけると大きな負担となるのです。腰痛や膝を壊す原因となる恐れがあります。

 身体の負担がかからない歩きを目指すことは、長いスパンで考えたときに生活を豊かにすることにつながります。

 ここで紹介するのは、人勢の長いスパンを意識した歩きかたです。

 まず一つ目は、肩の力をぬいてリラックスして歩くということ。

海辺を歩く女性

 座っている時間が長く、パソコン、スマホの操作をしている現代人は肩に通常の位置よりも前にきています。自然な状態でないため、肩に力がはいっている状態になっています。

​ この状態で歩いても硬い歩きになってしまいます。姿勢も悪くなるため身体への負荷も大きくなるのです。

​ 肩の力をぬいて腕と肩を開放し、リラックスした状態で姿勢を正し、気分良く歩きたいものです。

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​02.無理なく続けられる目標を立てよう!​

​ 楽しくカラダに良い歩きを続けるには、頑張ってはいけません。「短期間で結果をだす」「1万歩を歩く」など頑張るとながつづきせず、長い人生のスパンで考えたときに効率が悪くなってしまいます。

 毎日生活の中で無理なくできる目標を立てることが、生活を豊かにする歩きをするためのコツです。ザックリとした目標が良いです。

たとえば、

▶家の周りを一回りする

▶通勤や買い物の中で20分くらい歩く時間をつくる

▶毎日300歩をしっかり美しく歩く

​こんな感じです。

歯磨き

​ 顔を洗ったり、歯磨きするくらいにちょっと意識すれば毎日できる目標が目安です。

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​03. 姿勢を意識しながらも、リラックスして歩く

​ 良い歩きができるようになると自然と姿勢が良くなっていきます。

 最初は、肩の力をぬいて歩き、姿勢を整えていくきます。

「姿勢」を正す聞くと、どうしても身体を緊張させるイメージがありますが、リラックスした自然な歩きができると、緊張せずに良い姿勢を保つことができるのです。

 目指すは、モデルさんのように誰かを真似て歩くのではなく、自分らしさを引き出す歩きです。街中の歩きで美しくかっこよく見える、ごく自然な歩きを目指しましょう。自分らしい良い歩きができると、自信にもつながります。また、どことなく良い雰囲気を醸し出し、他人に良い印象をあたえてくれます。​

パリ散策

​歩きながら姿勢を意識するさいのチェックポイント

①骨盤の位置が正常かどうか?

 骨盤の位置は慣れるまでイメージし難いので、簡単にできる方法を紹介。

つま先立ちをしてから、踵を地面におろし、おへそを上に持ち上げると骨盤の位置が整います。

➁背骨、お腹に力がはいってないか

 お腹か背骨に緊張がないか意識しましょう。背骨で支えているのではなく、背骨と腹全体で上半身をささいているとイメージして歩きます。

​③「肩の位置」はどこにあるか

 肩が前のめりになっていないか、後ろに引きすぎていないかチェックしましょう。力みがない自然な位置。肩の上に耳が来て、肩の下に胃と腰がくるイメージです。

➃頭が真上をむいているか?
​ 顎があがったりしていると、頭がやや後ろ気味になり、猫背だと頭の位置が前のめりになります。頭のてっ辺が空を一直線で結ぶようなイメージです。

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04. 足裏全体を使った歩きを心がける

​ 現代にいきるわたしたちは、足指を十分に使えていないことが多いです。足指が使えてないと、ペタペタした歩きになり見た目も悪いだけでなく、健康にもよくありません。

足指をふくめた足裏全体(かかと~足の指先まで)を使った歩きを日常の中のどこかで1回は行いたいものです。

 

 スニーカーやビジネスシューズの場合は踵から小指・親指に重心を移動させる。ハイヒールやパンプスの場合は、つま先と踵の同時着地をして腰の回転で歩く、室内や浜辺で裸足で歩く場合は、踵と親指と小指の3点をそっとほぼ同時に置くように歩く。

 

 このように履物に応じて足裏を意識した歩きをすることで足・脚全体をバランスよくつかった歩きが可能となります。

ビーチを歩く

履物ごとの足裏を意識するポイント

■スニーカー・ビジネスシューズ

≪かかと≫→≪つま先≫へ重心を移動させる。方法は2種類、≪かかと≫≪小指≫≪親指≫の順番に重心を移動する。かかと・5本の足指に放射線状に移動する。

​■ハイヒール・パンプス

かかとの位置が高い履物では、≪かかと≫からの着地の意識ではなく、踵とつま先を同時につける。踵とつま先で地面に杭を打ち込む意識で脚を伸ばして腰を使った歩きをします。何も意識しないと踵からの着地になり、膝が曲がった歩きになるので注意です。

 

身体が硬いと腰の回転ができません。日ごろからしなやかな身体づくりをしましょう。

 

​■裸足・サンダル

室内・浜辺で裸足の歩き。足裏3点(かかと・こゆび・親指)をほぼ同時に置きます。かかとから若干先に着地ですが、ほぼ同時。砂が深い場所では同時につけた方が良い。足に負担がかからないように歩幅は小さめで静かに歩きます。

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​05. 帰宅したら靴をそろえる

​ 最後は、帰宅したときに靴をそろえるという習慣です。歩きをサポートしてくれる靴に感謝するとともに、振り返って身体をかがめて、一呼吸をおくことになります。心もリセットされます。たった数秒の時間です。靴を揃えるだけで生活にゆとりが生まれます。

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「はきものをそろえる」ということは、禅の修行の最初の入り口で、足元をみる。ひいては、自分自身をみつめるという意味もあります。

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