【感性を豊かに】毎日の生活で美と健康をつくる

感性が豊かになれば、健康と美が内側から手に入ります。
これはどういうことか?
簡単にいうと、自分自身の身体の声を聞くことで、誰かに習わなくても健康維持ができるということ。そして、自ずと身体も美しくなることです。
そんなことが可能なのでしょうか?
はい、可能です。ただし、それには、身体にもっと意識を向ける必要があります。
私たち現代人の多くは、情報にあふれ、頭でっかちになってしまっているためです。
いまネットやメディアが発信する情報を参照しないと自分のやるべきことがわからないという人がが増えてきています。 身体つくりにおいてもしかりです。
健康になるため、ダイエットとのため、情報が必ず間に挟まっています。
体験したことがないことをスマホやパソコンで知ることができます。色々試さずとも結果を前もって知ることができます。
頭で理解してから、身体を動かすことが当たり前の時代です。
一昔前は、実生活の範囲内で身体を動かし、普通に生活をしているだけで運動不足にはなりませんでした。
そして、生活の中で身体を動かすなかで、身体や心の変化を察知していました。頭と身体が連動しているので、健康でした。しかし、田植えや重いものを担ぐなど無理な姿勢をとったので、美しいとはいきませんでした。
今、現代は昔のような重労働をする必要はありません。
そこで、毎日の生活の動きを200%活かすようにすれば、健康になって、かつ、身体も美しくなるというわけです。
実際にフランス人の多くは、毎日の歩き、家事をつかって運動にしてスポーツジムにいかなくても美しく健康な身体を手に入れています。
アメリカの情報が日本では多いのでスポーツジムに行くと効率的に身体つくりができるという考えが普及していますが、これでは頭でっかちで感性が豊かな身体つくりとはいえません。
フランス人のように毎日の生活で身体つくりができるのです。
ただし、日本人がフランス人を真似するにあたり注意が必要なのは「歩き方」です。
ヨーロッパの人は長い歴史の中で靴・ブーツ・ハイヒールなどの現在の履物にあった歩きができるのですが、日本人のDNAには下駄や草履、足袋の履物にあった歩きになってしまいます。
靴での歩きかたを学ぶ必要があります。
しっかりとした歩きが履物に応じてできれば、フランスのマダム・マドモアゼルのように、スポーツジムに行かなくても毎日の生活の中で自然と運動をして、さらに美しくなることができるようになるというわけです。
歩きに意識をむけると、身体への注意も向くので、身体の声を聞くようになります。そして、自律神経が整い、身体と脳がシンクロして感性も豊かになります。
感性が豊かになると、毎日の何気ない瞬間に幸せを感じます。
身体だけでなく、心も健康に美しくなっていきます。