膝を大切に!身体に負担をかけない歩き3つのポイント。変形膝関節症の予防するには?
歩くことを人生の最後まで楽しみたいものです。
寝たきりや車椅子はできればつかわずに死にたいですよね。
そのためには身体に負担をかけないような生活をしたいものです。
最近、膝の悩みを抱えている40代以上の日本人が2500万人もいるとの記事を見て驚きました。
人口の四分の一におよぶ人が膝の悩みを抱えていることになります。

膝に悩みがあると歩く行為もつらくなり、歩くことじだいがんばることになります。歩くことが楽しくなくなり、歩かないから運動不足になり、免疫力を落とすという悪循環に陥ります。
そして、変形膝関節症の予防には「減量」+「運動」が良いとのこと。
ここでおススメしたいのが、歩くこと、ウォーキング。ただし自己流で歩いては膝をいためる原因になります。
そこで、身体にやさしい歩きをするための3つのポイントをお伝えします。
ポイント1 肩甲骨・股関節をメンテナンス
ポイント2 膝と膝をすり合わせるように歩く
ポイント3 骨盤をぶらさないように歩く
さあ、詳細をみてみましょう!
ポイント1 肩甲骨・股関節のメンテナンス
膝の負担がかからない歩きの最初のポイントは、歩く前に毎日の生活の中でのメンテナンスをすること。

身体が硬いと歩くたびに負荷がかかってしまうためす。負荷を軽減するためのメンテナンスです。とくに肩甲骨まわり・股関節まわりのストレッチ運動をしてメンテナンスしましょう。
膝が悪いかたは、身体が硬くなっているので、歩くより先にストレッチ運動を行うことをおすすめします。歩くときに大切なのが肩甲骨まわりと股関節まわりのストレッチ。
肩まわりは膝と関係ないと思うかもしれませんが、体は不思議で連動しています。膝の力みが肩に表れることがあります。そして、肩まわり・肩甲骨まわりをやらなくすると、腕の振りがスムーズにできるので身体全体をつかった歩きができ、力が分散されるので膝への負担が軽減します。
股関節はインナーマッスルがたくさんあり、股関節まわりをやわらかくすると、たくさんの筋肉がしなやくになり、膝へ動きにもつながってくるのです。
このように歩く前に身体をやわらかくすること、ストレッチ運動を優先しましょう。
ポイント2 膝と膝をすり合わせるように歩く
身体がしなやくになったら、ポイントの二つ目は、足・脚の使いかた。膝と膝をすり合わせるように、膝とつま先が前方向をむくように歩きましょう。
O脚のかたが膝関節症になりやすいので、O脚・X脚の予防するための歩きです。

太ももの内側を意識して、膝をそろえるようにすると内転筋も鍛えることになります。股関節がやらかいと膝を揃えた歩きがしやすくなります。
股関節が硬いと、膝をそろえるのがつらいはずなので、無理はせずにできる範囲で膝をそろえて歩きましょう。1日5分でも10分でも膝をそろえる歩きをします。何事も続けることが大切です。頑張らずにリラックスして膝と膝とそろえて歩きをする時間をつくりましょう。
ポイント3 骨盤をぶらさないように歩く
最後は、骨盤を意識します。骨盤は、身体を機械としてみると、構造の真ん中にあります。

この骨盤をぶらさないように歩くということで、洋服でも和装でも肝となります。
骨盤が左右にふれる。あるいは上下にぶれる。
この「ぶれ」が膝への負担となります。骨盤を意識して、左右・上下に動いてないか確認し、ブレていると感じたら歩幅を狭くしたり、静かに歩くなど工夫をして、骨盤の動きを最小限におさえるように努めてください。
毎日ストレッチをして身体がやわらかくなっていれば、修正もしやすいはずです。
それでも焦りは禁物です。がんばらずに、リラックスし楽しく骨盤をブラさない歩きをするよう工夫をしていきましょう。
これが、変形膝関節症の予防になる歩きとなります。
【この記事を書くにあたり参考にしたサイト】
https://www.kansetsu-itai.com/about/knee/artificial/data/spe004.php
最後まで読んでいただいた方へプレゼント
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!
最後まで読んでいただいたかたへ、限定動画をプレゼントさせていただきます。
腰痛予防の歩きとして撮影したもので、膝痛予防にもなります。
試してみて良かったら、感想を教えていただけてら嬉しいです。
【記事】森谷 淳二 クオリティ・オブ・ライフ&ウォーキング代表
制作:クオリティ・オブ・ライフ&ウォーキング